ある日、鏡の向こうに自分の姿が映らなくなってしまった。 「そうだ、昨夜見たのは・・・鏡の中の自分じゃないのか」 ある朝、鏡に自分の姿が映らなくなったことに気付いた男。 鏡の向こうにいたはずの自分を探して街に繰り出す。 やがて自分と再会した男は、もう一人の自分に本音を告げられて・・・
石山 和史